Kelsey E. Cantwell†, Phillip E. Fanwick, and Mahdi M. Abu-Omar*† Department of Chemistry, Purdue University , 560 Oval Drive, West Lafayette, Indiana 47907, United States ACS Omega , 2017, 2 (5), pp 1778–1785 DOI: 10.1021/acsomega.7b00292 Publication Date (Web): May 4, 2017 Copyright © 2017 American Chemical Society http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/acsomega.7b00292 モリブデンジオキソ錯体を用いて触媒的スルホキシド化を行っています。 モリブデンジオキソ錯体は酸素原子移動反応について着目されており、エポキシ化やスルホキシド化反応に用いられています。 今回報告された錯体は高い触媒安定性や反応選択性を目標に設計されており、実用性で優れており論文になっていると感じました。 具体的には ・様々な基質で効率的にスルホキシド化が進行する ・分子中に反応性のある塩素部位などが存在しても、選択的にスルホキシド化が進行する ・水や過酸化水素に耐えうるため環境負荷が小さい 実際にサルファーマスタード類縁体の酸化反応においてmCPBAなどの代わりに用いることも可能だそうです。 伊東研の触媒反応についても、実用性に意味を持たせる際は参考になると考えました。