Fast Oxygen Reduction Catalyzed by a Copper(II) Tris(2-pyridylmethyl)amine Complex through a Stepwise Mechanism
Michiel Langerman and Dennis G. H. Hetterscheid* Angew. Chem. Int. Ed. 2019 First published: 24 July 2019 https://doi.org/10.1002/anie.201904075 酸素と銅錯体の反応性の化学は、Cu(TMPA)錯体から大きく展開したといっても過言では無いと思います。 この錯体を用いると、触媒的に酸素が還元できることは知られていました。 この論文では、触媒回転頻度(TOF)をきちんと評価したところ、これまでで最も大きい値である10万回/秒に達したと報告しています。 過電圧が0.5 V程度必要である点、酸素はほとんど4電子還元されて水になる点などは、知られているとおりです。 かれらはRing Rotating Disc Electrode を使って、もうちょっと真面目にこの辺も研究していて、過電圧が小さくなり、錯体濃度が低くなると、過酸化水素が結構出るぞ、と報告しています。