(タイトルはホッテントリーメーカーより)
とある 先生(筑波大学、落合博士)の、論文内の情報を整理するためのフレームワークが話題になっています。[参照:高速で論文がバリバリ読める落合先生のフォーマットがいい感じだったのでメモ]
とある 先生(筑波大学、落合博士)の、論文内の情報を整理するためのフレームワークが話題になっています。[参照:高速で論文がバリバリ読める落合先生のフォーマットがいい感じだったのでメモ]
- どんなもの? (cf. 銅スーパーオキシド種を単離した)
- 先行研究と比べてどこがすごい? (cf. スペクトルはあっても構造は無かった)
- 技術や手法のキモはどこ? (cf. 立体障害の大きいリガンドを利用して安定化した)
- どうやって有効だと検証した? (cf. 単結晶X線構造解析を行った)
- 議論はある? (cf. 反応性は?)
- 次に読むべき論文は? (cf. Niでは?Feでは?)
「このフォーマットに従って問いを埋めていくだけで、論文ひとつの内容をA4半分~1枚に圧縮できる。これで出来上がるものはその論文の「オレオレ要旨」ともいえるものだ。(上記ブログより)」
たしかにそうだと思います。
論文では、明言できないところは書かない(書けない)のですが、上記の問いについて、書かれていない所については、自分で考えてみてもよいですね。
論文では、明言できないところは書かない(書けない)のですが、上記の問いについて、書かれていない所については、自分で考えてみてもよいですね。
メソッドを習得したいときの論文の読み方というより、もうすこしコンセプチュアルに考えたい場合なんかに、とても有用だと思います。
イントロが弱いと良く言われるor自覚している人は、上記の点に意識して30報くらい、ざっと目を通すと流れが見えてくると思います。
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