Liela Bayeh, Phong Q. Le & Uttam K. Tambar
Nature 547, 196–200 (13 July 2017) doi:10.1038/nature22805
Received 13 December 2016 Accepted 25 April 2017 Published online 21 June 2017
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Nature 547, 196–200 (13 July 2017) doi:10.1038/nature22805
Received 13 December 2016 Accepted 25 April 2017 Published online 21 June 2017
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日本語の解説記事
立体選択的かつ位置選択的な、内部オレフィンの官能基化についての論文が報告されています。コバルト触媒存在条件下、不斉源をバイノールとして、スルフォキシアミドが立体選択的に導入されます。合成反応として重要な点は、スルフォキシアミドは立体を保持したまま、種々の官能基へと変換することが可能です。当然、残っているオレフィン部位も様々な変換が可能です。オレフィンの官能基化をしている方は参考になる論文ではないでしょうか。特に、イントロダクションにしっかり目を通し、どのように重要性を説いているか、ぜひ確認してください。
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