Temperature Dependence of the Catalytic Two- versus Four-Electron
Reduction of Dioxygen by a Hexanuclear Cobalt ComplexIneśMonte-Peŕez,†,#SubrataKundu,†,#AnirbanChandra,†KathrynE.Craigo,‡PetkoChernev,§
Uwe Kuhlmann,∥ Holger Dau,§
Peter Hildebrandt,∥
Claudio Greco,⊥
Casey Van Stappen,*,‡,∇
Nicolai Lehnert,*,‡
and Kallol Ray*,†
Cite This: J. Am. Chem. Soc. 2017, 139, 15033-15042
Question: Coのproxy種のCo周りの構造について
Cite This: J. Am. Chem. Soc. 2017, 139, 15033-15042
Question: Coのproxy種のCo周りの構造について
Co2つだけを取り出したユニットのperoxo種の最適化構造は論文に示されており、
上図の通りです。
一方で結晶構造解析に成功しているスタノキサンコアを含む配位子について
そのコバルトが配位するあたりの距離を調べたところ
だいたい9–10Åほどありました。確かに最初に示したように酸素分子の架橋構造から推定される5Åよりもはるかに大きな値となっていました。
スタノキサンコアについてはmetalation後も配位子だけの状態とほとんど変化がないと本文中で述べられていましたが、
(IRと119Sn NMRを測定することにより)
デンドリマーの側鎖部分の柔軟性については特に議論されていないので
最適化計算で固定された距離をとるカルボニル炭素より先の部分については
preroxo種生成においては構造に変化があると推定するしかない状況で
中間体についてはより細かく考察がいると感じました。
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