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Direct Comparison of C−H Bond Amination Efficacy through Manipulation of Nitrogen-Valence Centered Redox: Imido versus Iminyl



Matthew J. T. Wilding,Diana A. Iovan,Alexandra T. Wrobel,James T. Lukens,Samantha N. MacMillan,Kyle M. Lancaster, and Theodore A. Betley*,
Department of Chemistry and Chemical Biology, Harvard University, 12 Oxford Street, Cambridge, Massachusetts 02138, United States
Department of Chemistry and Chemical Biology, Baker Laboratory, Cornell University, Ithaca, New York 14853, United States 


J. Am. Chem. Soc., 2017, 139 (41), 14757–14766





 概要:鉄錯体を用いてイミド/イミニル錯体をそれぞれ合成し、反応性を比較している。C–H結合のアミノ化反応においてはイミニル錯体の方が反応性が高いことを示し、イミニル錯体上の(N•)が反応性の向上に寄与することを報告している。

質問:N K-edge XASにおけるN•に帰属されるピークについて

N K-edge XAS でイミニル錯体のみに見られる394.5, 394.8 eVのピークは N1sからN2pのSOMOへの遷移に帰属される。
イミド錯体の場合は2p軌道への遷移が起こらないためピークが現れない。
イミニル錯体では、芳香間に電子が非局在化することで安定化しているため、N上にSOMO軌道ができる確率が減少するため錯体6に比べてピーク強度が弱くなる。





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