Mechanism of Hydrocarbon Functionalization by an Iodate/Chloride System: The Role of Ester Protection
Nichole A. Schwartz, Nicholas C. Boaz, Steven E. Kalman, Thompson Zhuang, Jonathan M. Goldberg, Ross Fu, Robert J. Nielsen, William A. Goddard, John T. Groves,* T. Brent Gunnoe*
Cite This:ACS Catal.2018843138-3149
Publication Date:March 13, 2018
https://doi.org/10.1021/acscatal.7b04397
Copyright © 2018 American Chemical Society
Comp I でおなじみ、Groves Groupと、ACS Catのアソシエイトエディター Gunnoe のグループの共同研究です。
過ヨウ素酸を酸化剤として、メタンを酸化しています。
トリフルオロメタン中で反応を行うことで、酸化されたメタンはトリフルオロ酢酸メチルエステルへと変換され、懸念される過剰酸化が起こりません。
添加物として、KClとI2を入れるところがミソであり、クロロラジカルが活性種だとされています。クロロメタンも生成します。やっぱり、クロロラジカルは強い。
ヨウ素は生成したメチルラジカルを補足するとされており、生成したヨードメタンがトリフルオロ酢酸と反応するようです。
添付のスキームにあるIO2·は、ヨウ素酸から生成するようです。
Cite This:ACS Catal.2018843138-3149
Publication Date:March 13, 2018
https://doi.org/10.1021/acscatal.7b04397
Copyright © 2018 American Chemical Society
Comp I でおなじみ、Groves Groupと、ACS Catのアソシエイトエディター Gunnoe のグループの共同研究です。
過ヨウ素酸を酸化剤として、メタンを酸化しています。
トリフルオロメタン中で反応を行うことで、酸化されたメタンはトリフルオロ酢酸メチルエステルへと変換され、懸念される過剰酸化が起こりません。
添加物として、KClとI2を入れるところがミソであり、クロロラジカルが活性種だとされています。クロロメタンも生成します。やっぱり、クロロラジカルは強い。
ヨウ素は生成したメチルラジカルを補足するとされており、生成したヨードメタンがトリフルオロ酢酸と反応するようです。
添付のスキームにあるIO2·は、ヨウ素酸から生成するようです。
Gunnou グループのHPを見ると、いい感じの二核錯体が並んでいます。二核に興味がある人は、フォローしたほうがいいかも。
https://gunnoelab.virginia.edu/first-row-transition-metal-catalysts-selective-hydrocarbon-oxidation
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